Dobot Magicianに保存したプログラムの動作を外部スイッチで制御する方法

Dobot Magicianに保存されたプログラムをスタンドアロンで動作させるには背面にあるKEYボタンを押すことで起動することができました。しかしプログラムの停止や初期化などの機能がなかったので使用する際に不便でした。そこで新たに追加されたAdvanced I/O Functionを使用します。この機能を使用するとDobot Magicianに接続した外部スイッチからプログラムを再開や停止などを行うことや外付けしたLEDによるエラーの検出などを行うことができます。

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Dobot Studioの言語設定方法

Dobot Studioは英語、中国語、日本語など複数の言語に対応しています。今回はその設定方法を説明します。

1.Dobot Studioの右上にあるEN,ZS,JAなどの文字をクリックし、表示されるリストから選択する

2.Dobot Studioを再起動すると設定が反映される

なお、Dobot Studioのバージョンが古い場合、言語の切り替えに日本語が入っていない場合があります。また、誤ってWindows XP用のDobot Studio XPをインストールすると、同様に日本語に切り替えができません。これらの場合、ダウンロードページにて最新版を取得しインストールしてください。

Dobot Studioの起動に失敗した場合の対処方法

Windows10PCにインストールしたDobot Studioの起動に失敗した場合の対処方法です。

  • Dobot Studioアイコンを右クリックしてプロパティを開き、「互換性」タブにある「管理者権限で実行」のチェックボックスを入れて実行
  • 「管理者権限で実行」のチェックボックスを入れても実行できない場合は、アイコンを右クリックしてプロパティを開き、「互換性」タブにある「互換モード」でWindows8互換モードで実行
  • アンインストール後、管理者でログインして再インストール

 

DobotMagicianの速度パラメータに関して

DobotMagicianの速度は

  • 速度 = 速度比 × 設定速度

となります。

速度を変えたい場合は速度比、設定速度の二つを変更する必要があります。

今回はDobotStudioから使用可能な

  1. Teaching & Playback
  2. Blockly
  3. Script

について速度比と設定速度の変更方法を記載します。 “DobotMagicianの速度パラメータに関して” の続きを読む

Dobot Magicianを外部からのトリガで動かす方法

Dobot Magicianは、ハンドティーチングやBlocklyを使って、アームの動きを手軽にプログラミングすることができます。例えば、工場のラインに並ぶFA機器の1つとしてDobot magicianを置くことで、ワークの移動や整列など決められた作業を正確に繰り返してくれます。

さらに、Dobot MagicianにはEIOと呼ぶ拡張I/O端子があり、これら入出力をロボットアームの動作と組み合わせることで、外部からのトリガを受けてアームを動かしたり、動作が完了したら外部にトリガを出す、といったことが可能となります。

以降では、スイッチを使って、ラインを流れてくるワークが所定の位置に来たことを検出したらロボットアームを動かす場合を想定して、実現のポイントをまとめます。

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