Tinker Board S の電源スイッチを試してみる

1. Tinker Board S に新設されたジャンパーピンの秘密

「Tinker Board Sとは」のページを参照された方はご存知の通り、Tinker Board S には、従来のTinker Board にない2×2のピンヘッダーが追加されています。

このピンヘッダーについているジャンパーのポジションを変えることでeMMCのリカバリなどができるようですが、その中に “Power on” という設定ポジションがあります。

tinker-s-4pin

実は、ジャンパーをつなげる場所ではなく、ここにはプッシュスイッチをつなげて、PCやタブレットにある電源スイッチと同じ働きをさせるものなのです。

Tinker BoardをPC感覚で使うことが出来る、とても便利なものなので、実際に使ってみましょう。

 

 

2. 用意するもの

こんな感じのプッシュスイッチを用意します。

マザーボードを、筐体に入れずバラックでテストする場合に使うためのものとして、LEDや小型スピーカーとセットでPCショップで売られていたりします。

これを、先ほどのピンの箇所に挿します。

HDMIディスプレイ、キーボード、マウスをつなげれば準備完了です。

Tinker Board S の電源を入れてみましょう。

 

3. TinkerOS Debianで電源SWを使ってみよう

3.1 設定方法

電源SWをTinkerOS Debianで使うには、スイッチを押したときの振る舞いを設定する必要があります。

GUIのメニューから、Preferences -> Power Manager を起動します。

power_sw1

デフォルトでは、スイッチを押したときの振る舞いは “Do nothing” となっているので、これを “Suspend” あるいは “Shutdown” とします。

(“Ask” という選択肢もあるのですが、これは実際には何も起こりませんでした)

power_sw2

3.2 使ってみよう

・”Suspend” を選択した場合、スイッチを押すとすぐさま省電力モードになりスリープします。

 復帰するにはもう一度スイッチを押すだけです。すぐに画面表示が戻ります。

・”Shutdown” を選択した場合、スイッチを押すとTinker Board S はシャットダウンします。

 シャットダウンした後にスイッチを押すと、Tinker Board Sは再び起動します。

・どの設定の場合も、スイッチを長押しするとTinker Board S の電源が切れます。

 暴走したときなど、非常手段として使うことが出来ます。

試してみると分かるとおり、電源スイッチは、まさにPC感覚で使うことが出来るすぐれものです。

4. TinkerOS Androidで電源SWを使ってみよう

4.1 設定方法

TinkerOS Androidでは、電源SWは特に設定することなく使えます。

 

4.2 使ってみよう

電源SWを押すとすぐさまスリープします。

もう一度電源SWを押すと元の画面に復帰します。

まさに、Androidタブレットと同じ動きです。

 

 

以上

 

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