低電圧検出機能の必要性
Tinker Boardは、5V 2.5A以上(できれば3A以上)の電源が必要となります。
ACアダプターはきちんとした容量のものを使っていても、意外と落とし穴なのが、電源ケーブルだったりします。
ケーブルの太さに安心して、容量の低いものをうっかり使ってしまうと、Tinker Boardが原因不明の動作不安定になったりします。
そこで、Tinker Board S では、供給される電源電圧が一定値より低下すると、GUI上に「警告メッセージ」が出るようになりました。
電源問題で発生する動作不安定は、すぐにそれが原因と分かるようになったのです。
TinkerOS Debianの低電圧警告メッセージ
いざ、出そうと思うと、なかなか出なかったりするのですが、試行錯誤の末、下記のように警告メッセージを出すことが出来ました。
警告メッセージに、[Show more]というボタンがあるので、押してみると、詳しい説明が出てきました。
電圧が4.65V以下に低下すると出るようです。
TinkerOS Androidの低電圧警告メッセージ
TinkerOS Androidでは、下記のようにメッセージが出ます。
クリックすると詳細が表示される動作はTinkerOS Debianと同じ。
また、メッセージの履歴が上部に残り、後からでも開くことが出来ます。
以上