MG400 エアポンプキット ― インストール方法

本稿では、Dobot社が販売しているMG400純正オプションのエアーポンプのインストール方法について記載しています。

 

キット内容物

キットの内容物は以下の通りです。

・エアポンプ本体

・接続ケーブル

・エアチューブ

・端子台

※写真ではケーブルを端子台に接続していますが、実際には別々に入っています。端子台はエアーポンプ本体とケーブルを接続する際に使用します。

インストール方法

ここでは、MG400本体に同梱されているサクションカップを使用し、説明します。

①MG400の手先にサクションカップを取り付けてください(モーターに負荷がかかるのを防ぐため、この操作はアームの給電を切った状態で行ってください)。

②エアチューブを用いて、サクションカップと手先のAIRコネクタを接続してください。

③エアーポンプキットに同梱されているケーブルおよびエアチューブを用いて、次の画像のようにエアーポンプ本体とMG400の背面コネクタを接続します。今回はDO_01で吸気、DO_02で排気を行うように接続します。

④ソフトウェア上やプログラムなどでコントロールするときは、Manual/Autoの切り替え用つまみがAuto側になっていることを確認してください。

⑤DobotStudio2020(またはDobotSCStudio)で、サクションカップが制御できるか確認してみましょう。正しくインストールできた場合、I/OページのDO_01をONにしたときにサクションカップでエアーの吸い上げができます。DO_02をONにしたときにはエアーの吐き出しを行います。

 

※手動でエアーの操作を行いたい場合、Manual/Autoの切り替え用つまみをManual側にしてください。エアーポンプ本体のVacuumボタンを押すとエアーの吸い上げを行い、Pressureボタンを押すとエアの吐き出しを行います。

Manual/Autoの切り替え用つまみがManual側になっている状態では、ソフトウェア上やプログラムなどでエアーを制御できませんのでご注意ください。

 

ご不明点等ございましたら、お気軽にdobot@techshare.co.jpまでお問い合わせください。